「勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING」レビュー(第5話まで)

第1話「勇者王新生!!」

勇者王ガオガイガーFINALの記念すべき第1話で、ガオファイガーの初登場エピソード。
但しOVAとは違い、アバンタイトルはTV版最終回のクライマックスシーンから。
命が変貌した機界新種のゾヌーダロボと戦うガオガイガーの姿はいつ見ても壮絶。
文字通り地球の未来と己の生命を掛けて戦うガイの姿に、改めて涙した人も多いはず。
ガオーマシンに植えつけられた各勇者ロボのAIの励ましにも大いに感動した。
その甲斐あって、ゾヌーダロボからヘルアンドへブンで機界新種を取り出す事に成功。
ガイが護を介して浄解を成功させたとたん、僕はようやくこれで終わったんだなと思った。
そしてやはり、ガイと命の愛情が機界新種を昇華させるに必要なものであるとも感じた。
そして1年半後、舞台は雪の降りしきるフランス・パリへと移る…。

第2話「奇蹟なる伝説」

2005年4月の項参照。

第3話「破壊神!嵐の決戦!!」

ガオガイガーとガオファイガー、文字通り2体の勇者王が死闘を繰り広げるお話。
ベターマン」の主人公・ラミア(ソムニウム)が数秒間だけ登場(台詞あり)。
ベターマン」を見てた人や、ラミアさん好きの人は狂喜乱舞したはず。
でも出番少なかったし(回想シーンだったからね)、顔見せ程度だったのかも。
で、肝心の勇者王対決はガオファイガーに軍配。格の違いを見せ付けた感じがした。
でも正直ガオガイガーには破壊されないで欲しかった気もした(初代主役メカだし)。
ギャレオンが偽物だと一瞬で見抜いた人は果たしてどれ位いただろうか…。
予想通り護はソール11遊星主によって作られたレプリジンであることが判明。
Qパーツも、よりによってソール11遊星主の手下の手によって奪われてしまった。
果たしてこの先、どのような事態に発展してしまうのだろうか。

第4話「GGG追放命令」

ガイたちGGGの面々が、国連から追放処分を受けながらも、三重連太陽系へ旅立つお話。
国連宇宙軍との死闘は凄かった。やはり国連宇宙軍の脅威は只者ではなかったか…。
そして大河総裁。まさかタイガーウッドにあんな使い道があったとは知らなかった。
このお話で大河総裁は男を上げた。長官職復帰おめ。かくして舞台は三重連太陽系へ。

第5話「心-animus-」

ガオガイガー」世界と「ベターマン」世界を結びつける貴重かつ大事なお話。
前半はOVA4話「勇者王!最期の刻(ひ)」の前半部分を中心に、
後半は台詞の新録と新作カットの追加などを大幅に交えた新作パート。
ガオガイガー」と「ベターマン」を関連付ける知識や用語が多数登場。
こりゃ「ベターマン」を見てない人にはまるっきし分かりづらいかもね。
ラミア(ソムニウム)、3話に続いて登場。前回と比べると出番は多め。
中でもベターマンに変身するシーンはいつ見ても圧巻(OPにも一瞬だけ登場)。
魔法先生ネギま!」でサウザントマスターの声も演じている子安武人さんは、
6年前にラミアの声を演じた時と比べると、より一層深みを増した感じがした。
川澄綾子さん演じるパピヨンノワールの魅力が一段と極まったエピソード。
でも彼女、オリジンじゃなくてレプリジンだし。何とも微妙な感じ…。


いよいよ次回は第6話「勇者王!最後の刻」、文字通り勇者たちに最大の危機が訪れます。
具体的にはOVA4話の後半部分に新作カットを追加したものになると思われます。
果たして、ソール11遊星主の真の目的とは? 奪われたQパーツの行方は?
そして、何者かに捕われたソルダートJと護&ギャレオンは何処へ?
OVA版未見の人でも見逃せない内容になっています。そしてついにあのカイン様が…。

次回予告(第6話)


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我々は勇気を疑うべきか?
勇気ある者たちを疑うべきか?
ついに、信じ続けた誓いが破壊される日は来た
しかしそれは、希望へと続く破壊である事を我々は決して疑わない
勇者王ガオガイガーGATHERING
「勇者王!最期の刻(ひ)!」

次回もこのチャンネルで
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